7 月 19

デパートやスーパーなどの流通業者は、なるべく消費者からの苦情を防ぐため、
賞味期限を過剰なまでに短く設定するようにしているみたいです。
まず、商品を納入する食品メーカーなどに対して、本来の正しい賞味期限よりも、
かなり短く賞味期限を設定させるようにして、その賞味期限が近づいてきたら、
メーカーの方にその食品を返品してしまうんです。

ある食品メーカーでは、返品されてきた食品を、わからないように新しい食品の中に混ぜ、
包装し直して再び出荷するという偽装を行っていましたね。
偽装を行なっていたメーカーの担当者は、まだ充分食べられる食品を捨ててしまうのが、もったいなかった、
と言ったそうです。たしかにもったいないですね!

もちろん、返品されたはずの食品を再包装してまた販売するという行為は、絶対に許されないことですが。
でもまだ充分に食べることができるものなのに、賞味期限になる前に返品して、
廃棄してしまうという流通の仕方の問題も大きいとは思いませんか?

デパート内のテナントなどにおいては、賞味期限の残り期間が近づいたら即廃棄するように、
指導を行なっているところもあるようです。まだ賞味期限になってもいない食品を、廃棄しないといけないテナント側は、
もったいないと思いながらも、どうすることもできないのでしょう。

また、テナント側は、このような無駄が発生することを見込んで、価格を設定しないといけないので、
そこでかかるコストは消費者が負担することになりますよね。
でも、店によっては、賞味期限が近づいているものは、消費者にその旨を伝えて、
値下げをして在庫を残さないなど、販売者と消費者の両者が納得できる方法で、
無駄をなくすように販売方法を工夫しているところもあります。これはいいシステムですよね!

矛盾だらけの社会をつくらないために、そのような努力を
どこの業者にも心がけて欲しいものです。

7 月 5

食品に関する偽装表示や、品質管理が問われる事件やニュースが、
ここ数年で次々と明らかになってますね。

すごく話題になったのが【赤福餅】などの老舗が起こした消費期限偽装事件は、
消費者に衝撃を与えた事件になりましたよね。

国内における偽装事件は、製造日や消費期限を改ざんするケースが多く見られます。
伊勢土産として全国的に有名な【赤福餅】は、何年も前から消費期限を改ざんしていたことが発覚して、
老舗の信頼を裏切るような行為だと、広く報道されましたね。

それでは、この消費期限と賞味期限の違いはどのようなことなのでしょう?
賞味期限と消費期限については、日本農林規格(JAS法)などでそれぞれ定められています。
【賞味期限】は、スナック菓子や即席めん類、清涼飲料水などでよく見られます。
コンビニやスーパーなどでは、賞味期限切れの食品は販売してはいけません。

賞味期限とは、開封しない状態で、その食品を正確に保存した場合に、
十分に品質と味が維持できると認められた期間のこと。
つまり、『その食品をおいしく食べることができる期間』ということですね。

このことは、食品衛生法やJAS法で定められています。
一般に賞味期限は、長期保存に向いている加工食品に用いられているのです。

一方、【消費期限】は、正しい保存方法において、品質が劣化し安全性に欠ける恐れがない、
と認めることができる期間です。つまり、『その食品を安心して食べることができる期限』だと言えます。
このことから、賞味期限を偽装するよりも、消費期限を偽装したケースの方が、
危険であり悪質だということがいえますね。

皆さんもこの違いを覚えておいて損はないと思います。