デパートやスーパーなどの流通業者は、なるべく消費者からの苦情を防ぐため、
賞味期限を過剰なまでに短く設定するようにしているみたいです。
まず、商品を納入する食品メーカーなどに対して、本来の正しい賞味期限よりも、
かなり短く賞味期限を設定させるようにして、その賞味期限が近づいてきたら、
メーカーの方にその食品を返品してしまうんです。
ある食品メーカーでは、返品されてきた食品を、わからないように新しい食品の中に混ぜ、
包装し直して再び出荷するという偽装を行っていましたね。
偽装を行なっていたメーカーの担当者は、まだ充分食べられる食品を捨ててしまうのが、もったいなかった、
と言ったそうです。たしかにもったいないですね!
もちろん、返品されたはずの食品を再包装してまた販売するという行為は、絶対に許されないことですが。
でもまだ充分に食べることができるものなのに、賞味期限になる前に返品して、
廃棄してしまうという流通の仕方の問題も大きいとは思いませんか?
デパート内のテナントなどにおいては、賞味期限の残り期間が近づいたら即廃棄するように、
指導を行なっているところもあるようです。まだ賞味期限になってもいない食品を、廃棄しないといけないテナント側は、
もったいないと思いながらも、どうすることもできないのでしょう。
また、テナント側は、このような無駄が発生することを見込んで、価格を設定しないといけないので、
そこでかかるコストは消費者が負担することになりますよね。
でも、店によっては、賞味期限が近づいているものは、消費者にその旨を伝えて、
値下げをして在庫を残さないなど、販売者と消費者の両者が納得できる方法で、
無駄をなくすように販売方法を工夫しているところもあります。これはいいシステムですよね!
矛盾だらけの社会をつくらないために、そのような努力を
どこの業者にも心がけて欲しいものです。